身体の仕組みを理解して施術トラブルをなくすマッサージ《くるりんぱ》6/15

6月15日(水)くるりんぱ会勉強会は「施術トラブルを回避するマッサージ」

セラピスト15名インストラクター3名の参加で、梅雨の鬱陶しさを吹き飛ばす熱気が感じられました。


施術トラブルを回避するマッサージ H28.6.15 isibasi

近頃、リラクゼーション施術での健康被害の話を聞くことも増えてきました。

まず、施術での身体におこりえるトラブルがどのようなものがあるのかを思い付くままにあげてもらうと…
恥ずかしいのか、最初はなかなか皆さん声があがりませんでしたが、ひとつあがると次々に出だしました。

マッサージで多く聞くトラブルは「揉み返し」と「アザ」です。
主に筋肉のほぐしや痩身の絞り込みで起こることが多いのですが、
そのメカニズムと「アザ」「揉み返し」を防ぐトリートメントの方法を勉強していきました。

施術トラブルを回避するマッサージ H28.6.15 isibasi.1

次に二人一組で実践練習。
指先等でピンポイントに圧をかけ絞り込むとアザになりやすいのですが、
掌全体を密着させて手先だけでなく体重移動で行う絞り込みマッサージを練習しました。

モデルのセラピストさん「圧がかかっても痛くない!!」「絞られてるけど気持ち良い~」と感動の声!!
施術側のセラピストさんも「アッという間に細くなった!!」と喜んでいました。

「揉み返し」に関しては、同じくピンポイントに圧を掛けすぎないこと、
声かけ、お客さまの表情や身体の動きを観察して無理なほぐしを行わない。
好転反応(おもだるい等)の可能性や対処方法を伝える等、カウンセリングの重要性も確認しました

今回担当の石橋先生は、「鎖骨、下部肋骨、足小指は骨折しやすいのでピンポイントに圧を掛けすぎないで!!」とチョッと怖くなることも言いますが、心掛けひとつで事故を防ぐことでお客様を守り、またセラピスト自身を守る事につながります。

今回の勉強会の内容を今後の活動に活かして欲しいと思います。

・LTセラピスト参加者の感想

*アザ等ができる原因がわかりました。
*とらぶるが起きにくいマッサージのポイントが理解できて良かった。
*カウンセリングと観察の重要性がわかりました。
*リスクマネジメント!良かったです。

関連記事

TOP